山と旅と自転車と

自転車や山スキー、ハイキングなどを地図と共に記録

2019BRM601近畿600km紀伊半島一周

紀伊半島一周ブルベ、完走しました。

6月1日


ブリーフィング、装備チェックを終え、りんくうタウン発午前7時。

雄ノ山峠を越え和歌山。紀ノ川を渡る。

海南、有田と通過し、湯浅までは美しい海岸線を走る。


湯浅で小休止。
水越峠へのちょっとした登りが待っている。標高は180m位か。
由良から御坊までの間にも小さな峠。
御坊で日高川を渡り、印南、南部と進む。
やがて紀伊田辺。ここでやっとPC1。昼食はコンビニカレー。
白浜は温泉街には行かず、富田川に沿って進む。
椿のあたりから右手に美しい海岸線を見ながら走る。





そして串本。PC2。
魚の美味しい店を聞いていたのだが、開店前。やむなく王将で餃子定食。
そして橋杭岩


太地、勝浦と進み、新宮。
熊野川を渡る。

夕暮れの七里御浜を右手に見ながら進むと、熊野市着はもう真っ暗な時間帯。
鬼ヶ城トンネルを避け、歩道トンネルを通過。
そして佐田坂、およそ400mの登り。
丁度、疲れもたまってきた頃だが、ゆっくり登れば問題なし。
尾鷲から、今日の宿、紀伊長島
ここで一つ問題が。GPSに入れたはずのポイントが消えていたのだ。
GPSの距離もキューシートとは、ずれが生じている。ふだんGPSを頼り切って走っているので少々焦った。
スマホを取り出し、宿の位置を確認しながらゆっくり走って、なんとか宿着。ここがPC3。11時前に到着。4時間弱の貯金ができた。600kmブルベでは、これまでなかった早い時間の到着。もっとも、この場所が300kmちょっとの地点なので、そんなものか、というところ。
弁当を食べ、風呂に入って就寝。3時間ちょっと寝ることができた。

6月2日

3時起床。ゆっくり準備して、暗闇の中、伊勢方面に進む。
少し内陸を進むが、南伊勢町から、海岸線が顔を出す。

志摩磯辺のコンビニがPC4。朝食は焼肉弁当。
近鉄沿いの道を鳥羽。ここで通過チェック。
そして、伊勢。

御料地の神宮神田

御幸道路の鳥居
外宮の脇を通過し宮川を通過。
勢和多気のコンビニがPC5。
休憩のあと、和歌山街道を西に、櫛田川を溯る。

やがて、雨が降り出したので、カッパを着込む。
そして最大の難所、高見山の登りにさしかかる。

でも、ループ橋などもあり、この道は好きな登りの一つだ。
高見トンネルを抜けると、一気に東吉野村から吉野町、そして吉野川沿いをずっと下っていく。

五條市付近の吉野川の渓谷も美しい。

五條のコンビニがPC6。
紀ノ川沿いのいつもの道を橋本、九度山を経由して、和歌山市
ここのコンビニが通過チェック。
そして雄ノ山峠の激坂を越え、大阪府に入る。
復路は往路と同じではなく、旧街道沿いを走る心地よい道だ。
スピードは出せないが、周囲には趣のある町家が並ぶ。すでに暗くなって、写真がないのが残念だが。
そして、りんくうタウン着。
38時間49分、紀伊半島一周の自転車旅でした。

後日談

今回、入れたはずのGPSのウェイポイントが消えていた。
あとで理由がわかったので、記しておきたいと思う。
一度、トラックとウェイポイントをetrexに入れたのだが、休憩地点など追加して、入れ直そうとした。
そのとき、前のデータを消して、電源そのままに新しいデータを入れたのだ。
どうやらそうすると、再起動したときに、前のデータと同じ新しいデータが消えるようだ。
すなわち古いデータを消したなら、一旦PCから抜いて電源を落として、再び接続してから新しいデータを入れるべきなのだ。
あるいは古いデータは消さずに、そのままにしておいた方が良かったのだ。
もちろんキューシートを読む訓練は必要である。
ただ外国での使用を考えると、あのアルファベットのキューシートを瞬時に読むことは、私には不可能だと思われる。
GPSにたよるのは必要なことだと考えている。
今後、出かける前には再確認をしておこう。