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大山 八合雪渓

大山に行ってきました。

データ

【日付】05/04/17

【地域】山陰/大山

【ルート】夏山登山口―弥山頂上―(大ノ沢源頭)―八合雪渓―元谷小屋―夏山登山口

【天気】晴

【メンバー】桐浴

【コースタイム】夏山登山口5:45-弥山頂上8:30~9:00-(大ノ沢源頭)-八合雪渓上部9:40-元谷小屋付近10:00~10:30-夏山登山口11:20

【登高高度・滑降高度】<登高高度>約1040m <滑降高度>約750m

概念図

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概要

たまたま見たインターネットのライブカメラでは、まだ積雪がありそうだ。突然の思いつきで大山に向かった。

 車は夏山登山口近くのキャンプ場の駐車場に止める。この時期は無料であった。

 朝5時過ぎ起床。夏道を登る。ところどこに残雪が見られる。1000mあたりから雪がつながっている。斜面の勾配、雪の堅さなどからシール登高ではなく、そのままツボ足とする。六合の避難小屋付近から北壁の全貌と雪渓の様子を見る。滑るにはまずまずだ。しかし剣ヶ峰周辺の岩場では、崩落のための土煙が上がっている。弥山側は大丈夫であろう。アイゼンを付け、弥山頂上まで登る。

 頂上でしばらく休憩したあと、稜線にわずかに残る雪を追って滑る。大ノ沢上部に少し入る。上から見る限り、いい斜面が続いているようだ。また次回の楽しみとしてとっておこう。およそ100m位で登返し、稜線づたいの雪渓に戻る。少し木道を歩き、別山沢上部で板を履く。別山沢を覗き込むが、落石が多く、とてもじゃないが滑る気にはならない。上部をトラバースして、八合雪渓に入る。ちょっと斜面は急だが、ザラメ雪でなかなか快適である。しかし下部では小石が散らばっており、慎重に滑る。程なくして元谷小屋に至る。七合雪渓を登返しもう1本、とも考えたが、持病の腰痛が少し出てきて、おとなしく帰ることにした。ちょっと残念である。元谷小屋からは林道と登山道を歩く。情報によると1週間前には、この下の谷も滑れたそうである。だが今は無理。板を担ぎ、大山寺を経由して駐車場に戻る。

写真

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六合目避難小屋

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避難小屋より 三鈷峰方面

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弥山頂上にて

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剣ヶ峰頂上を望む この間の縦走路は崩落のため立ち入り禁止である

右側の南壁の雪渓にもシュプールがあった カラカラと落石の音が聞こえていた

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大ノ沢上部 この下ずっと続いているようだ

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別山沢上部 途中落石が多く、滑るには勇気が必要である

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元谷小屋付近から大山北壁

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左:別山沢 急斜面 落石が多い

中:八合雪渓 急斜面

右:七合雪渓 手頃な斜面

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中ノ原スキー場から大山北壁