山と旅と自転車と

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北アルプス/白馬沢

【日付】07/05/05

【地域】北アルプス

【ルート】猿倉―(白馬沢右股 B沢)―代かき馬下部(敗退)

【天気】晴

【メンバー】西村・桐浴

【コースタイム】猿倉6:20―白馬尻7:20~7:45―(白馬沢右股 B沢)―代かき馬下部10:00―A沢との分岐10:20~10:40―猿倉11:15

【登高高度・滑降高度】<登高高度>約930m <滑降高度>約930m

【概念図】

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(註 白馬・清水谷・鑓温泉は5/3-4

【概要】

今朝から天気は下り坂との予報に反して、快晴である。やや気温は高く感じた。

白馬尻から白馬沢に入る。はじめは緩やかな斜面が続く。やがて小蓮華沢との分岐。小蓮華沢も下から見る限り、なかなかよさそうな斜面である(実際は落石が多いらしいが)。さらに前進して代かき馬の足下に向かう。かなりの急斜面であるが、まだ板を履いたまま登高可である。

このころから周辺の急斜面から落雪、落石が増える。次来るときにはヘルメットは必携だと感じた。やがて落ちた雪が雪崩となって斜面を伝う。規模は小さいが連発である。まだ朝の10時。昼頃にはこういう状況になることも想像したが、気温が高いせいか予想以上に早い展開である。ここで登高を中断、およそ 2170m。速攻で安全地帯まで下る。白馬沢の下はデブリランド。苦労して白馬尻に出て、猿倉に。

敗退したのは残念であったが、良い経験であった。あらためて考えると、そのまま沢を詰め、安全に小蓮華頂上まで行けた可能性は十分あると思った。しかし、そうでない可能性も決して低くないだろう。リスクマネジメントの観点から、良い判断だったと思う。

次回リベンジを果たしたい。

【写真】

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代かき馬 今回はこの足下まで