山と旅と自転車と

自転車や山スキー、ハイキングなどを地図と共に記録

若狭越に挑戦

なかなか山には行けないが、半日あるいは1日ならばなんとかなりそうである。今日は早起きして自転車で若狭越に挑戦してきた。3つの峠を含むコースである。

メモ

花脊峠は長く辛い登りである。しかし通い慣れた道。約2時間で峠到着。いつもなら、ここで来た道を引き返すのだが、今日は一休みして、おにぎりをほおばる。

さあ、花脊に向かって一気に駆け下りよう。もうあとには戻れない。涼しくて気持ちがよい。花脊大布施町で道は二つに分かれる。京北から八木方面への国道477号に別れを告げ、広河原へ向かう。広河原から佐々里峠へは急登である。しかしこの坂も約200m、難なくこなす。峠に到着。長い長い左京区が終わり、ここから美山町、現南丹市である。

峠を下ると、ぽつぽつ人家が見られるが、期待した茅葺民家はあまりない。民家が多いのはもう少し由良川下流の方である。結局ほとんど民家は見ずに、ビレッジラインと名付けられたワイルドな道(一応舗装はされているが、林道に近いか?)に突入。虫がまとわりついて、いらつく。崖崩れや小石が道に散乱している。ここは300m弱の登りで五波峠に到着。峠の展望はいま一つであったが、ビレッジラインのところどころ樹林の合間から遠望がきくようだ。残念ながら今日は霞んでいて、はっきり見えなかったが。

このビレッジラインは福井県側の方が道が良い。名田庄村へ一気に下る。ここに来ると必ずナターシャセブンを思い出してしまうのは、ちょっと恥ずかしい。小浜へは、わずかな下り坂の筈だが、逆風で辛い。気温も上がってきて、少々バテ気味だ。余裕があれば、近江今津まで引き返そうと思っていたが、そんなことしていたら、熱射病にでもなってしまう。今日はすんなりと小浜駅で終点とした。

帰りは自転車をたたみ、バスとJRを乗り継ぎ京都に帰着。有意義な一日であった。

なお、Google Mapsを使用した頁を作成したので、興味のある方はどうぞ。

060804若狭越