山と旅と自転車と

自転車や山スキー、ハイキングなどを地図と共に記録

indexを作成

最近チェックを怠っていた旧ページですが、いつの間にやら、一部の地図が見えなくなっていました。これはGoogle Maps APIがV2からV3に変更になったからだと思われます。

「バージョン 2 は、Google の廃止ポリシーにより正式に廃止されました」とのことです。いまさらV3について学ぶつもりもなく、残念ながら以前のページの地図が見えないところは、当面そのままです。それで、最近よく利用しているルートラボを利用して、こちら(hatena)のブログに地図を掲載することにしました。写真や文章もいずれは引っ越ししようかと思っていますが、まだまだ先のこととなりそうです。しばらくは見づらいですが、このままでいきましょう。

ところで、以前から試してみたかったことですが、地図のindexを作ってみました。右上の「INDEX」の「地図から・・・」をクリックして下さい。

f:id:k-soho:20110903200907j:image

このようなイメージです。いかがでしょうか。

Embedded KML Viewerを使用しました。

配色がいまいちですが、渋い色にすると見にくくなるので、ちょっと派手ですがこれでいきます。

それぞれのルートをクリックし、吹き出しの中のリンク先をクリックすると、そのページに飛ぶ、という仕掛けです。indexとしての機能も大事なのですが、これまで走ったところが一目でわかる、というところが気に入っています。

なお、GoogleMapsでも似たようなものが簡単にできますが、残念ながら1ページに掲載されるルートの本数が限られるようで、複数のページにまたがります。このページが参考になります。

地図のindexの作り方

さてそれでは、このindexの作り方を、忘れないように記録しておきましょう。

  1. 個別のデータファイル(○月△日のコースデータ)を作成します。
    1. GPSからGPXファイル形式でダウンロードし、それをで加工します。
      1. ファイルを「インポート」(ドラッグアンドドロップでも良いでしょう)します。
      2. 複数のトラックに分割されている場合「トラック」タブでトラックを連結します。
      3. 「プロパティ」で「トラック名」を変更、さらに「表示スタイル」「プライバシー保護」*1を行います。
    2. KMLファイル*2を「エクスポート」します。
  2. データを何らかの目的(たとえば年度別、たとえば活動(山スキー、自転車など)別など)ごとにひとつに集め、KMLファイルを作ります。
    1. GoogleEarthにそれぞれのファイルを読み込み、「場所」のスペースでドラッグアンドドロップを行い、ひとまとまりのファイルを作ります。
    2. それぞれのパス(トラック)のプロパティを調整します。それぞれのパスを右クリックして「プロパティ」を選択します。「説明」タブでhatenaページとのリンク*3を挿入します。これがindexになります。
    3. そのファイルを右クリックし、「名前を付けて場所を保存」としてKMLファイルで保存します。
  3. 作成したKMLファイルを、ネット上にアップロードします(場所は各自で確保して下さい)。
  4. Embedded KML ViewerKMLファイルを載せます。
    1. KML or My Maps URL」にアップロードしたアドレスを記入して、「プレビュー」ボタンを押すと作成した地図が表示されます。
    2. 「コードを取得」ボタンで出てきた呪文(コード)をコピーします。
  5. ブログのしかるべきページに貼り付け、完成です。

他に、GPXファイルあるいはKMLファイルそのものをメモ帳などのテキストエディタで読み込み、直接ファイルを加工しても良いでしょう。ある程度ファイルの構造がわかっていれば、こちらの方が早いかも知れません。

9/4 書き改めました。

*1:「プライバシー保護」は、自宅や、特定の場所(知れてはいけないところ?)のデータを消すことです。ただ起点および終点から○○mを消去する、という形式ですので、何とも中途半端な位置から出発することになります。適当な場所に合わせるのはやっかいです。そんなの気にしないと思う人、あるいは一度合わせてしまえば、何の問題も無いでしょうが・・・。私は事前にカシミールを使って加工しています。「トラックエディタの編集」で、適当なところを切っています。

*2KMLGoogleEarthの地理データファイルです。

*3

<a href="http://d.hatena.ne.jp/****/****">HatenaDiary****</a>
など