最近チェックを怠っていた旧ページですが、いつの間にやら、一部の地図が見えなくなっていました。これはGoogle Maps APIがV2からV3に変更になったからだと思われます。
「バージョン 2 は、Google の廃止ポリシーにより正式に廃止されました」とのことです。いまさらV3について学ぶつもりもなく、残念ながら以前のページの地図が見えないところは、当面そのままです。それで、最近よく利用しているルートラボを利用して、こちら(hatena)のブログに地図を掲載することにしました。写真や文章もいずれは引っ越ししようかと思っていますが、まだまだ先のこととなりそうです。しばらくは見づらいですが、このままでいきましょう。
ところで、以前から試してみたかったことですが、地図のindexを作ってみました。右上の「INDEX」の「地図から・・・」をクリックして下さい。
このようなイメージです。いかがでしょうか。
Embedded KML Viewerを使用しました。
配色がいまいちですが、渋い色にすると見にくくなるので、ちょっと派手ですがこれでいきます。
それぞれのルートをクリックし、吹き出しの中のリンク先をクリックすると、そのページに飛ぶ、という仕掛けです。indexとしての機能も大事なのですが、これまで走ったところが一目でわかる、というところが気に入っています。
なお、GoogleMapsでも似たようなものが簡単にできますが、残念ながら1ページに掲載されるルートの本数が限られるようで、複数のページにまたがります。このページが参考になります。
地図のindexの作り方
さてそれでは、このindexの作り方を、忘れないように記録しておきましょう。
- 必要なもの
- GoogleEarth
- Embedded KML Viewer
- 轍 ←本来の使い方とは違うかも知れませんが、大変便利です。感謝します。
- カシミール ←あると便利
- メモ帳などテキストエディタ ←あると便利
- 個別のデータファイル(○月△日のコースデータ)を作成します。
- データを何らかの目的(たとえば年度別、たとえば活動(山スキー、自転車など)別など)ごとにひとつに集め、KMLファイルを作ります。
- GoogleEarthにそれぞれのファイルを読み込み、「場所」のスペースでドラッグアンドドロップを行い、ひとまとまりのファイルを作ります。
- それぞれのパス(トラック)のプロパティを調整します。それぞれのパスを右クリックして「プロパティ」を選択します。「説明」タブでhatenaページとのリンク*3を挿入します。これがindexになります。
- そのファイルを右クリックし、「名前を付けて場所を保存」としてKMLファイルで保存します。
- 作成したKMLファイルを、ネット上にアップロードします(場所は各自で確保して下さい)。
- Embedded KML ViewerにKMLファイルを載せます。
- 「KML or My Maps URL」にアップロードしたアドレスを記入して、「プレビュー」ボタンを押すと作成した地図が表示されます。
- 「コードを取得」ボタンで出てきた呪文(コード)をコピーします。
- ブログのしかるべきページに貼り付け、完成です。
他に、GPXファイルあるいはKMLファイルそのものをメモ帳などのテキストエディタで読み込み、直接ファイルを加工しても良いでしょう。ある程度ファイルの構造がわかっていれば、こちらの方が早いかも知れません。
9/4 書き改めました。
*1:「プライバシー保護」は、自宅や、特定の場所(知れてはいけないところ?)のデータを消すことです。ただ起点および終点から○○mを消去する、という形式ですので、何とも中途半端な位置から出発することになります。適当な場所に合わせるのはやっかいです。そんなの気にしないと思う人、あるいは一度合わせてしまえば、何の問題も無いでしょうが・・・。私は事前にカシミールを使って加工しています。「トラックエディタの編集」で、適当なところを切っています。
*2:KMLはGoogleEarthの地理データファイルです。
*3:
<a href="http://d.hatena.ne.jp/****/****">HatenaDiary****</a>
など