【日付】06/03/11
【地域】北アルプス/白馬
【ルート】栂池自然園-天狗原-(天狗原のシュート)-親沢源頭-鵯峰-(鵯のシュート)-親沢-若栗の頭-(若栗のシュート、黒川沢)-白馬乗鞍スキー場
【天気】晴
【メンバー】宮崎(RSSA、MSCどんぐり)・阿野(MSCどんぐり)・桐浴(RSSA)
【コースタイム】栂池自然園(1800m)9:00-天狗原(2160m)9:52~10:12-(天狗原のシュート)-1850m親沢源頭10:30~10:45-鵯峰(1930m)11:30~11:48-(鵯のシュート)-1470m親沢12:04~12:25-若栗の頭(1598m)13:34~13:45-(若栗のシュート、黒川沢)-白馬乗鞍スキー場(860m)15:00
【登高高度・滑降高度】<登高高度>約620m <滑降高度>約1490m(内スキー場130m)
【概念図】
【概要】白馬栂池スキー場とその北の白馬乗鞍スキー場の間には親沢が流れる。およそ10年前、蓮華温泉の帰り、親沢にチャレンジするが、地形が厳しくなり、途中から鵯峰の中腹を巻き、栂池に戻った。今回は親沢を囲む天狗原から源頭部への滑降、鵯峰からの滑降、そして若栗の頭(1598)から白馬乗鞍スキー場の若栗ゲレンデ下部に流れる黒川沢を滑るという計画である。立案者は宮崎氏であった。
栂池のゴンドラ乗り場で登山計画書を提出して、ロープウェイ自然園までのチケットを購入する。条件付でチケットが購入でき、入山が認められることになる。自然園駅では数分間のレクチャーを受け、出発。快適に高度を上げ、あっけなく天狗原に。ここから親沢源頭へ適当なシュート(沢状地形)を物色。北東側にルートを求める。やや重雪であるが、快適である。シールをつけ鵯峰へ。鵯峰から北北東に延びるシュートを一本。気温が上がり、雪がかなり重く、手こずりながら親沢へ。下から見上げるシュートはなかなかの地形である。もう少し雪が軽ければ・・・。若栗の頭(1598)へは少し複雑な地形。だが、今日は快晴、迷うこともない。1時間ほどで若栗の頭(1598)到着。ここから南東方向に尾根沿いにスキー場へ滑るルート、北側から黒川沢本流を下るルートなどが考えられる。われわれはもっとも急な、東に下るシュートにエントリー。私は、それでもやや北寄りにコースを選択する。2人は直降ルートを選択するが、湿雪雪崩に遭遇。安全確認にやや手間取るが、合流し、ゆっくりと黒川沢を滑る。堰堤を越え、白馬乗鞍スキー場に至る。
【写真】