登山道を経由して濁河温泉より飛騨頂上をスキーで往復した。
【ルート】
濁河温泉登山口―湯の花峠―のぞき岩避難小屋―飛騨頂上―2650m滑降開始地点―1850m滑降終了―濁河温泉
【概要】
前日、濁河温泉の駐車場にて仮眠。
当初、草木谷を計画していたのだが、前日からの雪(降ったり止んだり)のため、夏道のルートに変更。
朝から雪のちらつく中、登山口より出発。
夏道ははじめ木道が整備されているが、積雪のため歩きにくい。
のぞき岩避難小屋を越え、八合目を過ぎたあたりから、やがて展望が開ける。
天気は、時折晴れ間もみせるが、どうもすっきりしない。
近ごろ、諸般の事情で体を動かしていないせいか、バテ気味で、ひとり大きく遅れる。
飛騨頂上付近は風が強く、スキーからアイゼンに履き替え、登る。
頂上では、強風でとんできた雪粒が顔に当たり痛い。
まともに風上方向に顔を向けられないほどだ。
強風とガスによって、足下のアイスバーンの状況が把握できないのでしばらくアイゼンで下る。
足がつりそうで(少しつっていた)氷化した斜面を慎重に下る。
少し下った2650mあたりでスキーを履く。
つっていた足も何とやら、スキーを履けば怖くない、であった。
しばらく快適なターンを繰り返すが、やがて樹林地帯へ。
それでも最初はパウダーでなんとか樹間をすり抜けるが、やがて重い雪になって、苦労しながらの滑りとなった。
下山後、少年自然の家から